【お知らせ】7/31 どうする?!核のゴミ - 最終処分と合意形成を考える日独シンポジウム

2012年の緑の党設立イベント、そして2013年の参院選でも来日して、グリーンズジャパンを応援してくれたドイツ緑の党のベアベル・ヘーン議員を迎えてのイベントです。ぜひご参加ください。

7/31 どうする?!核のゴミ - 最終処分と合意形成を考える日独シンポジウム -


b05ee140f2ドイツ・緑の党のベアベル・ヘーン氏の来日にあわせ、核廃棄物の最終処分問題に関する日独シンポジウムを開催します。

日本では、高レベル放射性廃棄物(再処理したあとの核のゴミ)の最終処分地選定について、これまでの「自治体が名乗りをあげる」方式から国が候補地を選定する方式への転換が、2015年5月22日に閣議決定され、各地で国主催の「意見交換会」が開催されたところです。

一方ドイツでは、当初から最終処分場の候補地と考えられてきたゴアレーベンが、地層の安定性と住民・市民社会の反対とによって2013年に白紙撤回され、2014年、連邦議会のもとに「最終処分場委員会」がつくられてあらたな議論が始まったところです。 委員会には、政治家だけでなく労働組合、宗教団体、環境保護団体などの市民代表を含む33人が参加し、すべての議論に透明性をもたせながら合意形成をはかろうとしています。

原子力発電を持った以上逃れられない核のゴミ問題、最終処分に向けた合意形成はどのように行っていくのか。 日独の事例から考えます。

日時: 2015年7月31日(金) 18:45~20:45     チラシPDFはこちらから

20150731場所: 日比谷図書文化館 コンベンションホール(B1F)
     http://hibiyal.jp/hibiya/access.html

プログラム(予定):
 1.「ドイツ・白紙からの最終処分場選定」 ベアベル・ヘーン氏
 2.「日本の高レベル廃棄物処分問題の経緯」 原子力市民委員会
 3.パネルディスカッション
   「核廃棄物最終処分:合意形成のあり方を考える」
   ・コーディネーター:茅野恒秀(信州大学/原子力市民委員会)
   ・現地から  調整中  
   ・「ドイツ・処分場委員会に参画する環境団体」 
      吉田明子(FoE Japan)  
   ・「将来世代としての提案」 西島香織(A SEED JAPAN)  
   ・ベアベル・ヘーン氏  
   ・原子力市民委員会第2部会

資料代: 800円

申し込み: こちらからお申し込みください。 http://u111u.info/mb8o

主催: 核のゴミ最終処分と合意形成を考える日独シンポジウム実行委員会

共催: 緑の党グリーンズ・ジャパン/原子力市民委員会/
     eシフト/A SEED JAPAN、FoE Japan

◆ベアベル・ヘーン(Bärbel Höhn) (同盟90/緑の党) http://www.baerbel-hoehn.de/
1952年生まれ。
1985年からドイツ緑の党の会員
1991年から1997年までNRW州の緑の党州議会のメンバー
1999年から緑の党連邦議会メンバーの一員
1985年から1989年までオーバーハウゼン議会、1990年から1995年はNRWW州議会に所属
1995年まで会派緑の党のスポークスマンを務める
1995年の州選挙を経てヘーンは環境・空間秩序・農業大臣に就任
2000年の州選挙後、環境・自然保護・農業・消費者保護大臣
2005年7月24日に大臣を退任
2005年9月の連邦議会選挙においてドイツ連邦議会議員。ここでは2005年10月から2006年5月まで食糧・農業・消費者保護委員会の委員長を務める
2006年5月から2013年まで同盟90/緑の党議員連の委員長代理を務め、党ワーキンググループII環境とエネルギー、消費者と農業、交通と建設、観光とスポーツの政治的調整役を務めた
2009年、2013年の連邦議会選において州リストのトップ
現在は、ドイツ緑の党連邦議会議員。委員長環境・自然保護・建設・原子炉安全委員会委員長をつとめる