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【インタビュー】すぐろ奈緒&清野和彦 vol.4「挑戦のその先で、逢いましょう。」

2014/11/18

「シリーズ:自治体議員が語る」では、さまざまな自治体議員・元議員にご自身のことを語っていただきます。そのひとの人生の物語を通して、「市民派自治体議員という生き方」に触れることで、議員という仕事を少しでも多くのひとに身近に感じていただけたらと願っています。


 今年4月に故郷埼玉県秩父市議選に初挑戦、堂々の3位当選を果たした清野和彦さん、昨年まで杉並区議を二期務め、この夏、ドイツに移住したすぐろ奈緒さん。二人は学生時代、同じ団体で反戦・平和運動などに関わっていました。

 2001年9月11日の世界貿易センタービル破壊事件を経てアフガニスタン紛争、自衛隊のイラク派兵へと推移していった当時の状況を振り返りつつ、その後今にいたる10年の道のりと、これからの展望について語っていただきました。今回が最終回です。
 以前のインタビューはこちら↓  
 第一話 「僕たちはコピー用紙の一枚一枚を重ねている」  
 第二話 「あなたはなんで花が咲くか知っていますか?」  
 第三話 「きちんと対話して自分たちで合意をつくりだす力を」

聴き手:石崎大望 緑の党広報部

 


石崎-清野君は秩父市議になって、いまどんな風に思ってますか?

清野-やっぱり、さっきから聞いていて素直な想いを言うと、これからいったい何ができるかな、と。選挙は一つの大きな波でしたけど、これから毎日の仕事が始まるわけで。やっぱり不安はすっごいあります、正直。だから緑の先輩方にもいろいろな経験や知識を聞いて、たとえ議会の中で少数であってもどういう風に動けるのか学んで、やっていきたいですね。

石崎-自分が秩父っていうところに期待するところとかは?



清野-これから「いのちと大地が一番大事にされる、ほんとうに住みやすい秩父を、みんなでつくる」ということを指針にしてやっていきたいと考えています。これから秩父も人口も減っていくだろうという予測もあります。そんな中で、一番大事ないのちがどう扱われているか。自然と人間の関係は将来にわたって相応しいものか。ほんとうに暮らしやすい地域とはどういう地域なのか、それをどうやって目指していくのか。色々な方や事例から学びながら、その時々の政策が、本当に住みやすい秩父をつくっていくことに、合っているかどうかしっかり判断して、自分の態度を示していきたいなって思います。

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5月に行われた第一回秩父みどりの市民会議。秩父の豊富な森林資源を活かすバイオマスエネルギーの未来について語り合いました。


 そして、一人でも多くの方と一緒にまちの未来を考えてかたちにしていきたいので、テーマを決めた定例の「秩父みどりの市民会議」やアットホームな雰囲気でまちの未来について語る「秩父未来のまちづくりカフェ」など、語り合い、想いや考えを交換する場を増やしていきたいと考えています。


石崎-選挙を通していろんな人の声を聴いたと思うけど、その中で印象に残っていることとか、自分が変わったっていうようなこととかありますか?

清野-こんだけ若い人に期待してるという声が自分の地元にもあるんだっていうことに驚きました。自分は地域に貢献するために、何かできればって気持ちはあるけれど、そこまで地域の方が支持してくれて、変化を求めていることに驚きました。それは、若い方だけじゃなくて、ご高齢の方もそうだったっていうのが驚いたことで。
    地域の未来を憂えている、心配している、そういう人がすごく多いんだなと感じました。これからこの地域がどうなっていくんだろう、っていう想いを持った方が多いなっていうことに改めて気づきました。でも、人口減少などはこれから益々深刻になってくるけど、そのときに「こんな町にしたい」っていうビジョンがしっかりあれば、それはそんなに恐れることじゃないんじゃないかって僕は思っていて
    だからよりたくさんの方の声を聞いていって、一緒にこのまちをどうしたいか考えていきたいなって思います。


石崎-すぐろさんは?

すぐろ- 私は国政選挙を経験したことで、自分なりに学んだ事、気付いたことがたくさんあったんですね。その経験を糧にしつつ、今回一度議員という立場を降りたので、それはそれでまた今までとは違うアプローチができるかなと思ってます。

石崎-それは市民運動から政治の場に入っていったけど、また政治の場から市民運動に戻るということとは違う?

すぐろ-うーん、市民運動と政治は車の両輪だと思ってるので、今までも両方やってきたし、「戻る」という感覚ではないです。でも、私はその議会とか市民運動っていう枠に囚われすぎていたところがあり、それによる課題も色々見えたので、それらも超えたところからアプローチしたいっていう気持ちが強いですね。

石崎-なるほどね。市民運動、そして市民派議員としてやってきて感じてきた壁を、別のアプローチで乗り越えたいと。清野くんはどうですか?

清野-そうですね。僕はこれから市議会議員としての活動が始まるので。この間の参院選挙を経て、自分にベクトルを向けなきゃいけない、自分でこの世の中にどういうことができるのかっていうことを試さなきゃいけないなっていう意識があって、それが今回、みなさんのおかげで政治家として活動を始めさせてもらえることになったので、試し続けたいですね。これからほんとに試す、動く。ついにこの時期が来たっていう決意をもってやっていきたいです。

石崎-動く時期がきた。

清野-僕は市民運動をやってきて、政治に向かわなきゃって時期が来たわけで。難しさもあると思うけども、そこを丁寧に育てていきたいなって。そういう時期が始まるなって。

すぐろ-うん。自分に何ができるのか問いながら試し続ける。やっぱり、私たちを突き動かす思いはアジスパの頃と同じだね。議員の仕事は心身ともにハードなことが多いと思うけど、どうか身体に気をつけてね。心から応援してるよ。




※※後記として 特にこれから選挙に打って出るみなさんへ  清野和彦

すぐろさんと対談させていただいてから、市議会に飛び込ませていただいてから、半年が経ちました。

わたしの住んでいる秩父市は、人口減少と、税収の減少が予想される地域であり、市役所新庁舎の建設や、水道事業をこれからどうしていくかなど、大変難しい課題が多くあり、めまぐるしく変わる市政をめぐる状況に忙しく対応している毎日です。このような状況は、秩父市だけに限らず、たくさんの自治体の状況だと思います。

自分の生まれ育ったまちの将来に向けて力を尽くせることに、若い世代としてとてもやりがいを感じています。地方は若い力を求めていて、できることがたくさんあります。一人の人間として、議員としてこの地域にどのように貢献できるか、試し続けたいです。
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今まで以上に、たくさんの方々に仕事を通じて出逢うようになり、自分の住んでいるまちが、どのように成り立っているかを知っていくようになりました。
まちのこと、政治のことに、今までとは比べものにならないほどに主体的に考えて関わっていけるようになりました。沢山の課題の中で、いかに信念をもって筋を通していくかについて真剣にみつめることが増えました。長い間、議員という仕事を続けていくには、体力と精神力、そして日々の思考の積み重ねなどさまざまな努力が必要な事を感じています。

秩父市では、議会の在り方を条例で明文化する議会基本条例を制定する特別委員会がはじまりました。また水道の将来について検討する水道事業調査特別委員会も開かれています。
いま、ここで、私は何をするべきか、をしっかり問うて、市の未来がより良い方向へ向かうように、力を注いでいきたいです。

ただ世の中の在り方に文句を言うだけではなく、不満を言うだけではなく、自分にその矢印を向けたとき、今、僕は何をすべきか、みつめて考えた結果、選挙に出ることを決めました。
それぞれのなかに芽生えた挑戦の芽が、世の中に解き放たれるのを待っています。

挑戦のその先で、逢いましょう。

 
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