【総選挙】立憲民主党への呼びかけ「緑・リベラル勢力の結集軸に」

yobikake20171003緑の党グリーンズジャパンは、本日、立憲民主党の設立を歓迎する共同代表談話を発表し 立憲民主党に対して、緑・リベラル勢力の結集軸になることを呼びかけました。

 

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立憲民主党
 代表 枝野幸男 様

緑・リベラル勢力の結集軸となることを呼びかけます

2017年10月3日
緑の党グリーンズジャパン共同代表
長谷川羽衣子 
松本なみほ  
中山 均    
長谷川平和

 私たち緑の党は、立憲民主党の結党を歓迎いたします。そして、立憲民主党が軸となり、緑・リベラル勢力の結集軸となることを呼びかけるとともに、その一翼を担います。

 希望の党の誕生と民進党の事実上の解党・合流は、「リベラル」政治勢力の不在をもたらし、これまでの「野党共闘」の枠組みも成立しなくなるため、多くの市民が投票先を失うところでした。立憲民主党の結成は、巨大な右派勢力と共産党との間に存在すべきリベラルな政治空間を拡大し、それに期待する多くの市民の受け皿として、大きな意義を持ちます。

 自民党、そして希望の党による改憲を阻むためにも、3分の1議席を立憲勢力が確保することをめざし、緑・リベラルで新たな野党共闘の枠組みを築くことが必要です。そのためにも、以下の3つの政策に合意し、強く連携して行くことを提案いたします。

(1)脱原発・再生可能エネルギーの推進
3.11 福島原発事故の被害を直視し、福島の現地や避難者の支援の打ち切りに反対します。また、事故や放射能拡散の調査を継続して行います。原発は再稼働せず順次廃炉とし、再生可能エネルギーや省エネルギーなどの環境産業による新たな雇用の増加と地球温暖化の防止をめざします。

(2)民主主義の尊重―憲法9条改憲に反対し共謀罪廃止をめざす
憲法9条をもとにした平和主義を貫きます。また市民の自由な活動を制限する共謀罪の廃止をめざします。また、立候補の権利を侵害する世界一高額とされる国政選挙の供託金撤廃をめざします。

(3)持続可能な社会―公正な税負担で格差と貧困をなくす
まずは消費増税よりも、所得税・相続税・金融資産税・環境税などで格差と貧困を是正し、社会の持続可能性を高めます。ハコモノではなく、保育や教育、介護などへの財政支出を行い、人々が将来への不安を抱かず安心して暮らせる社会をめざします。

 総選挙まであと僅か、安倍政権による大義なき解散と市民不在の政党再編を、緑・リベラル勢力結集のチャンスとし、力を合わせて総選挙に挑むことを呼びかけます。