【世界のみどり】米国緑の党マイク氏 サンタモニカ市長を目指し立候補

マイク写真米カリフォルニア州ロスアンゼルス郊外のサンタモニカ元市長、マイク・ファイン スタイン氏 https://www.facebook.com/feinstein.michael?ref=ts&fref=ts が、11月の市議選に向けて立候補することになりました。17日には市役所前の公園で決起集会が予定されています。 http://www.feinstein.org/

 ファインスタイン氏は、1996年から2004年までサンタモニカ市議を二期務め、うち2000年から2002年までは互選により、米国緑の党のメンバーとして初めての市長となりました。地元では、市議選の最多得票数記録を持つことでも知られています。

 2004年の選挙で落選し、以来公職からは離れていましたが、その間に米国緑の党の拡大・強化に尽力し、この度再起を図ることになりました。市長は市議の互選で決まるため、ファインスタイン氏は「市長返り咲きも視野に入れている」と話しています。

 サンタモニカは世界的に有名な保養地です。そのため、開発と環境保護の間で常に揺れ動いてきました。ファインスタイン氏は無秩序な開発をストップさせ、湿地などを保全するよう訴えています。

 2005年に京都で開かれた第一回アジア太平洋グリーンズネットワーク会議をはじめ、緑の党の国際会議には必ずといっていいほど顔を出すなど、世界の緑の党にとっても欠かせない人物のひとりです。ぜひ市議に、そして市長に再選され、グリーンなサンタモニカを世界にもアピールしてもらいたいと思います。

(国際部長 足立力也)